検索結果の画面が、この数年で少しずつ変わりました。検索窓に言葉を入れると、青いリンクが並ぶ前に、文章でまとまった答えが先に出てくることがあります。この部分を指す言葉が「AI Overviews」です。

ところが、この言葉はとても混ざりやすいところにあります。よく似た名前の「AI Mode」と同じものとして説明している記事もあれば、略語の「AIO」がAI Overviewsのことだと決めてかかっている記事もあります。数字も同じで、海外の調査が日本の話として引かれていることがあります。

この記事は、そういう混ざったものを一度ほどくために書きました。使う材料は、Googleの公式ドキュメントと、調査の一次情報だけです。読み終わったころには、社内で「AI Overviewsって結局なんなの」と聞かれたときに、落ち着いて説明できる状態になっているはずです。

こんなふうに調べていませんか

  • 「AI Overviews とは」で検索して、AI Modeとの違いがはっきりしないまま戻ってきた
  • 会議で「AI Overviewsでクリックが減る」と言われ、根拠を確かめたい

この記事を読み終えたときに手に入るもの

  • AI OverviewsとAI Modeの違いを、社内で説明できるようになります
  • AI Overviewsとクリックの関係を、出典つきで話せるようになります
  • Search Consoleで確かめられる範囲と、確かめられない範囲を切り分けられます

結論30秒でわかる、この記事の結論

  • AI Overviewsとは、Google検索の結果ページの中に、生成AIが要点をまとめて表示する機能です。
  • AI Modeは別の機能です。こちらは独立した検索体験として、公式ドキュメント上でも分けて説明されています。
  • クリックへの影響を語る数字は、いま出ているものがすべて海外の調査です。国内の話として引かないでください。
似た名前を1組ほどくと、話が通じます場所・区別・出どころ。押さえる順番はこの3つです似た名前を1組ほどくと、話が通じます場所いつもの画面の中にある別画面へ移らずに読める区別似た名前は入口が別対話で進む体験は切り離す出どころ数字は海外発国内の相場は手元にない鈴木さん場所・区別・出どころ。押さえる順番はこの3つです
似た名前を1組ほどくと、話が通じます — 場所・区別・出どころ。押さえる順番はこの3つです

本記事の内容は2026-08-07に、Google Search Central「AI 機能とウェブサイト」(2025年12月31日更新版)ほかの公式資料で確認したものです。数字の出どころも、すべて本文の中に置いています。

登場するのは3人です。Web担当になって日が浅い若葉さん、施策の工数と体制を預かる高梨課長、そして質問に答える鈴木さんです。

01AI Overviewsとは、AI検索の画面のどこに出てくるものですか?

若葉さん
若葉さんの発言

検索したときに上のほうに出てくる、あの文章のかたまりのことでいいんでしょうか。

鈴木さん
鈴木さんの発言

はい、その理解で合っています。まず「置かれている場所」から覚えると、あとの話が全部つながります。

AI Overviewsとは、Google検索結果の上部に生成AIが要点をまとめて表示し、関連リンクも示す検索機能です。

Google Search Centralは、この機能を次のように説明しています(出典: Google Search Central)。「ユーザーが複雑なトピックや質問の要点をすばやく把握できるようにし、詳細を確認するための関連リンクも提供」する機能だ、という書き方です。この記載は2025年12月31日更新版の内容にあたります。

ここで見落とされやすいのが、後半です。要点をまとめるだけの機能ではなく、詳細を確認するための関連リンクも示すと書かれています。要約が置かれる場所と、リンクが置かれる場所が、同じブロックの中に同居している。これがAI Overviewsの形です。

この章のまとめ

AI Overviewsは、通常の検索結果ページの中に置かれる要約ブロック。要約と関連リンクの両方を持つ。

02AI OverviewsとAI Modeは、生成AIの機能としてどう違うんですか?

同じ資料の中で、AI Modeは別の機能として説明されています。「さらなる調査、根拠、複雑な比較が必要とされるクエリで特に便利な機能」だという書き方です(出典: Google Search Central)。さらに「複数回の検索を必要とした複雑な質問を一度に行える」独立した検索体験だとも明記されています。

つまり違いは、機能の中身というより置かれ方にあります。AI Overviewsは通常の検索結果ページの中に表示される要約ブロックです。AI Modeは、通常の検索結果とは別の検索体験として提供されます。名前は似ていますが、Google公式ドキュメント上でも別の機能として扱われています。

入口が同じか、別かで分かれます機能の善し悪しではなく、ユーザーがどこに立っているかの差です入口が同じか、別かで分かれます機能の善し悪しではなく、ユーザーがどこに立っているかの差です検索結果の中にある要約いつもの一覧と同じ画面上部にまとまった文章が入るその場から関連リンクへ進める読者は検索の途中でそれを読む対話で進む別の入口一覧とは切り離された画面調べ直しをまとめて済ませる比較や根拠を重ねる用途に向く読者は検索から離れてそこに滞在する鈴木さんどちらの話をしているか、会議の最初に決めてください
入口が同じか、別かで分かれます — 機能の善し悪しではなく、ユーザーがどこに立っているかの差です
若葉さん
若葉さんの発言

名前が似ているだけで、実は入り口が違う、ということですか。

鈴木さん
鈴木さんの発言

そうです。片方はいつもの検索結果の中、もう片方はそこから離れた別の体験。同じ言葉で語ると、必ずどこかで話が食い違います。

この章のまとめ

AI Overviewsは検索結果の中の要約、AI Modeは独立した検索体験。公式ドキュメント上でも別扱い。

03AI Overviewsは、どんなときにAI検索の結果に出てくるんですか?

いつでも必ず出るわけではありません。エンドユーザー向けの公式説明ページによると、AI Overviewsが表示されるのは「生成AIが特に有用であるとシステムが判断した場合」です(出典: Google 検索ヘルプ)。

もうひとつ、同じページに書かれていることがあります。ユーザーが「ウェブ」フィルタを選択すれば、AI Overviewsのないテキストベースのリンクだけを表示することもできる、という説明です。

この2つを合わせると、実務での見え方が変わります。同じキーワードでも、出る場面と出ない場面がある。 自分の画面で出なかったからといって、その検索語では出ないとは言い切れません。逆に、出た画面だけを見て「もう全部こうなった」と結論づけるのも早すぎます。

この章のまとめ

AI Overviewsは常時表示ではない。ウェブフィルタで外すこともできる。自分の画面を母数にしない。

04クエリファンアウトとは、AI Overviewsが生成AIで使う手法のことですか?

AI Overviewsは「クエリファンアウト手法」を使う場合があります(出典: Google Search Central)。1つの検索クエリから、関連する複数の観点をまとめて要約を作る手法です。

言葉だけだと硬いので、動きの順番で追ってみます。読者が入れるのは検索語です。そこからシステムが関連する観点を広げます。広げた先で集まった内容が、1つの要約にまとめられます。その結果、従来の単一の検索結果だけでは示しきれなかった幅広いリンクを、1つの要約の中にまとめて表示できます。

1本の質問が枝分かれして、また1つに戻る広げてから束ねる。この往復が要約の中身を決めます1本の質問が枝分かれして、また1つに戻る広げてから束ねる。この往復が要約の中身を決めます1読者が言葉を入れる入口はいつもどおりの1行2システムが枝を伸ばすどこへ伸びるかは公開されていない3拾った内容を束ねるばらばらの断片がひとまとまりになる4行き先が一覧で並ぶ束ねた先に次の一歩が置かれる
1本の質問が枝分かれして、また1つに戻る — 広げてから束ねる。この往復が要約の中身を決めます
高梨課長
高梨課長の発言

ということは、狙っているキーワードそのものでなくても、要約の材料として拾われる可能性がある、と。

鈴木さん
鈴木さんの発言

可能性としてはそう読めます。ただ、どんな観点へ広がるかは公開されていないので、そこを狙って設計できるとまでは言えません。

読者の側から見ると、この手法の意味はもう少しはっきりします。ひとつの質問に対して、いくつもの検索を自分で繰り返さなくても、ひととおりの見取り図が返ってくる。そのぶん、要約の中に置かれたリンクが、次の一歩の入り口になります。

この章のまとめ

クエリファンアウトは、1つの検索語から観点を広げ、まとめて要約を作る手法。広がる先は公開されていない。

05AI Overviewsへの注目が高まったのは、AI検索の利用が広がったからですか?

背景には、生成AIを使った検索体験そのものの広がりがあります。Googleは2026年5月19日のGoogle I/O 2026で、AI Modeの利用者数を発表しました(出典: Google(The Keyword))。提供開始から1年で、ユーザー数が10億人を突破したという内容です。

数字が大きいほど、出どころの取り違えは目立ちません。だからこそ、こういう場面で一度立ち止まる癖が効いてきます。誰が、いつ、何について発表した数字なのか。この3点を書き添えるだけで、あとから見返したときに使える資料になります。

この章のまとめ

広がっているのは生成AIを使った検索体験全体。発表された利用者数はAI Modeのもので、AI Overviewsのものではない。

06AI Overviewsが出ると、SEOで得ていたクリックはどう変わるんですか?

利用者の行動にも変化が報告されています。ここからは調査の話です。

Pew Research Centerは、2025年3月に米国成人900人のブラウジング行動を実測しています(出典: Pew Research Center・n=900)。検索68,879件のうち18%で、AI Overviewsが表示されました。同調査によると、表示された検索での従来リンクのクリック率は8%、表示されなかった検索では15%でした。

要約の有無で、リンクの踏まれ方が変わった米国の実測。国内の相場としては読めません要約の有無で、リンクの踏まれ方が変わった米国の実測。国内の相場としては読めません要約が無かった検索15%要約が出た検索8%Pew Research Centerが米国成人900人の行動を追った実測です。対象国が違えば、この差もそのままでは使えません。
要約の有無で、リンクの踏まれ方が変わった — 米国の実測。国内の相場としては読めません

この章のまとめ

要約が出た検索では、従来リンクのクリック率が低いという実測がある。ただし米国の調査である。

07AI Overviews表示ありのキーワードで、SEOのCTRはどう動いたんですか?

もうひとつ、別の測り方をした調査もあります。Ahrefsの調査によると、informational intentのキーワード30万件のGSCデータを集計しています(出典: Ahrefsの分析・n=30万キーワード)。対象期間は2024年3月と2025年3月の比較です。AI Overviews表示ありのキーワードでは、検索結果順位1位のCTRがこの間に34.5%低下しています。

高梨課長
高梨課長の発言

これ、そのまま社内の見通しに使ってしまってよいものですか。

鈴木さん
鈴木さんの発言

そこは止めてください。どちらも米国のデータです。 日本市場にそのまま当てはめることはできません。条件の異なる複数の一次データを並べた比較は、AIMJ-0402 で扱っています。

読み方のこつは、2つの調査を「どちらが正しいか」で比べないことです。片方は人の行動を追いかけた実測、もう片方は検索データの集計です。測っているものが違うので、数字が食い違っていても、どちらかが間違っているとは限りません。

この章のまとめ

クリックへの影響を示す一次データは出ている。ただしいずれも米国のもので、測り方も別々。国内の見通しへ直結させない。

08AI Overviewsの影響は、SEOの数字としてどこまで確かめられますか?

自社サイトへの影響を確認する手がかりとして、Google Search Consoleには「生成AIパフォーマンスレポート(検索)」が用意されています。

ただし、このレポートに含まれるのはインプレッション数のみで、クリック数は含まれません(出典: Search Console ヘルプ)。表示回数の増減は分かっても、そこから何人が実際にクリックしたかは、このレポート単体からは分かりません。

手元で確かめられるのは、どこまでか下ほど自分で確かめられ、上へ行くほど根拠が薄くなります手元で確かめられるのは、どこまでか下ほど自分で確かめられ、上へ行くほど根拠が薄くなります③ 国内でどれだけ効いたか参照できる一次データが手元にない② そこから何人が来たかこのレポートには入っていない① 自社が何度うつったかSearch Consoleの表示回数で追える
手元で確かめられるのは、どこまでか — 下ほど自分で確かめられ、上へ行くほど根拠が薄くなります

つまり、確かめられることには段があります。いちばん確かなのは、自社の表示回数が増えたか減ったかです。その上の段、実際に何人が来たのかは、このレポートだけでは埋まりません。さらにその上、国内市場でどれくらいの影響が出ているのかとなると、参照できる一次データが手元にありません。

この章のまとめ

Search Consoleで見えるのは表示回数まで。クリック数はこのレポートに含まれない。段を分けて報告する。

09AI Overviewsに出るために、AI検索最適化の専用作業は必要ですか?

サイト運営者向けのページには、次の一文が明記されています(出典: Google Search Central)。「AIによる概要やAIモードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もありません」。

短い一文ですが、実務への影響は小さくありません。「AI Overviewsに出るための専用作業」という前提で組まれた提案があれば、まずこの一文と突き合わせてみてください。

若葉さん
若葉さんの発言

では、いま何もしなくていい、ということになるんでしょうか。

鈴木さん
鈴木さんの発言

そう読むのも行きすぎです。この一文がどこまでの範囲を指しているのかは、別に確かめる必要があります。射程の検証は AIMJ-0003 で詳しく扱っています。

なお本誌AI MARKETING JOURNALも、AI Overviewsのような生成AI検索に引用されることを前提に記事を設計しています。各記事の冒頭に結論を置き、この記事のようにH2直下へ40〜60字で完結する定義文を置く形式を採用しているのは、そのためです。

この章のまとめ

追加の要件はなく、特別な最適化も要らないと明記されている。ただし、その一文が及ぶ範囲は別に確かめる。

10AI Overviewsをめぐる誤解は、AIOやLLMOとの混同から起きていませんか?

実務で混同されやすいのが、次の4パターンです。

よくある誤解正しい理解
AI OverviewsとAI Modeは同じ機能の呼び方違いであるGoogle公式はAI Overviewsを検索結果内の要約ブロック、AI Modeを独立した検索体験として別に説明している
「AIO」という略語は必ずAI Overviewsを指す業界ではAI Optimization(AI最適化)の略として使われる場合もあり、文脈での判断が必要(AIMJ-0003 で整理しています)
AI Overviewsの表示率はどの調査でも同じ基準で測られている表示率の数値は媒体やツールによって差があり、算出方法を公開していない調査も見られるため、数値だけを比較しない
Pew・Ahrefsの数値はそのまま日本の検索結果にも当てはまるどちらも米国のデータであり、日本語検索・日本市場への一般化はできない
会議で聞こえる言い方を、言い直してみる左は社内でよく出る言い方、右は出典に戻したときの言い方です会議で聞こえる言い方を、言い直してみる左は社内でよく出る言い方、右は出典に戻したときの言い方です会議で出てくる言い方出典に戻すとこうなる呼び方が違うだけでしょう公式が別々に説明している2つAIOって略語のことだよね文脈しだいで指すものが変わるどの調査でも同じ基準でしょう算出方法を出していない調査もあるうちも同じ割合になるはず対象国が違えば当てはめられない右の言い方に直せるかどうかが、その数字を社内資料に載せてよいかの分かれ目になります。
会議で聞こえる言い方を、言い直してみる — 左は社内でよく出る言い方、右は出典に戻したときの言い方です

共通する原因は、一次情報を確認せず、断片的な数字だけを切り出して広めていることです。数字を見かけたら、まず調査主体・計測期間・サンプル数を確認する習慣をつけてください。

この章のまとめ

誤解の型は4つ。どれも一次情報を見ずに断片を運んだ結果として起きている。

11AI Overviewsと一緒に覚えたいAI活用の用語は、どれですか?

AI Overviewsと合わせて押さえておきたい用語を挙げます。

  • AI Mode:AI Overviewsとは別の、対話形式で複雑な質問に答える検索体験
  • クエリファンアウト:1つの検索から関連する複数の観点を洗い出し、まとめて要約を作る手法
  • 生成AIパフォーマンスレポート(検索):Search Console上で、生成AI機能内での自サイトの表示回数を確認できるレポート。クリック数は含まれない
  • ゼロクリック検索:検索結果ページ内で情報が完結し、外部サイトへのクリックが発生しない検索行動全般を指す言葉。AIMJ-1603 で扱っています
  • AEO・GEO・AIO:AI Overviewsを含む生成AI検索への対策を指す業界用語。AIMJ-1601 で整理しています

この5つのうち、社内で最初にすれ違うのは決まって最初の2つです。用語の一覧を配るより、この2つだけを口頭で確認するほうが早いというのが、実務での感触です。

この章のまとめ

覚える用語は多くない。まずAI Modeとクエリファンアウトの2つを、正しく使い分けられるようにする。

12AI Overviewsとは何かを、AI検索の会議でどう説明すればいいですか?

最後に、伝える順番の話をします。ここまでの内容は、そのまま口頭の説明に組み替えられます。

はじめに置くのは、場所の説明です。「いつもの検索結果の中に、要約が差し込まれる機能です」。ここで相手の頭に絵が浮かびます。次に、混ざりやすいものを外します。「よく似た名前のAI Modeは、別の画面の話です」。この2つで、会議の共通言語ができます。

そのうえで数字に入ります。ここでの作法は1つだけです。数字を出すときは、必ず出どころと対象国を添える。 「米国の調査で」と一言つけるだけで、その数字が独り歩きしなくなります。

高梨課長
高梨課長の発言

社内だと「で、うちはどうなるの」と必ず聞かれるんですよね。

鈴木さん
鈴木さんの発言

そのときは、分かっていることと分かっていないことを分けて答えてください。表示回数は自分たちで見られる、クリックは見えない、国内の相場は一次データがない。 この3つを並べるだけで、話が具体的になります。

この章のまとめ

説明は「場所 → 区別 → 出どころ」の順。分からないことを分からないと言えるかで、資料の寿命が変わる。

13よくある質問

AI OverviewsとAI Modeは何が違うんですか

置かれ方が違います。AI Overviewsは通常の検索結果ページの中に表示される要約ブロックです。AI Modeは「複数回の検索を必要とした複雑な質問を一度に行える」独立した検索体験だと、公式ドキュメントに明記されています(出典: Google Search Central)。名前は似ていますが、公式上でも別の機能として扱われています。

AI Overviewsに出るために、専用の対策は必要ですか

Googleは「AIによる概要やAIモードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もありません」と明記しています(出典: Google Search Central)。この一文がどこまでの範囲に及ぶかは、AIMJ-0003 で検証しています。

自社サイトがAI Overviewsに出ているかは、どこで確認できますか

Google Search Consoleの「生成AIパフォーマンスレポート(検索)」で、生成AI機能内での表示回数を確認できます。ただし、このレポートに含まれるのはインプレッション数のみで、クリック数は含まれません(出典: Search Console ヘルプ)。表示の増減は追えますが、そこから何人が来たかは分かりません。

AI Overviewsが出ると、クリックはどれくらい減るんですか

米国の調査であれば数字が出ています。Pew Research Centerの実測では、表示された検索での従来リンクのクリック率が8%、表示されなかった検索では15%でした(出典: Pew Research Center・n=900)。ただし米国のデータであり、日本市場にそのまま当てはめることはできません。

「AIO」という略語は、AI Overviewsのことですか

そうとは限りません。業界では「AIO」がAI Optimization(AI最適化)の略として使われる場合もあり、文脈での判断が必要です。似た略語の整理は AIMJ-1601 にまとめています。

14まとめ|今日やる3つのこと

今日この順でやります

  1. 言葉を1組だけ分ける

    AI Overviewsは検索結果の中の要約、AI Modeは別の検索体験。この区別を社内の共通言語にします

  2. Search Consoleを開く

    生成AIパフォーマンスレポート(検索)で表示回数を見て、クリック数は含まれないことを併せて共有します

  3. 手元の数字に出どころを書く

    引用している数値の調査主体・計測期間・対象国を、資料の同じ行に添えます

今日この順で手を動かします施策を足す作業ではなく、いまの状態と言葉をそろえる作業です今日この順で手を動かします施策を足す作業ではなく、いまの状態と言葉をそろえる作業です1言葉を1組だけ分けて共有する画面の中の要約と、別画面の対話。ここが混ざると以降の議論が全部ずれます2Search Consoleを開いて段を分けるうつった回数は追える、来た人数は追えない。両方を同じ行に書きます3引用している数値に対象国を添える調査主体・計測期間・対象国。この3点が無い数値は社内報告に転用しません鈴木さんここまでで、来週の会議はだいぶ短くなります
今日この順で手を動かします — 施策を足す作業ではなく、いまの状態と言葉をそろえる作業です

AI検索では、こう聞かれています

  • AI Overviewsって何ですか?AI Modeと何が違うんですか?

    「AI OverviewsとAI Modeは、生成AIの機能としてどう違うんですか?」の章で、置かれ方の違いを図で整理しています

  • AI Overviewsが出ると、自社サイトへのクリックは減るんですか?

    「AI Overviewsが出ると、SEOで得ていたクリックはどう変わるんですか?」の章で、測り方の違う一次データを並べています

  • 自社サイトがAI Overviewsに出ているかは、どこで確認できますか?

    「AI Overviewsの影響は、SEOの数字としてどこまで確かめられますか?」の章で、確かめられる範囲を説明しています

次に読むなら、この記事です